犯罪歴のある人が自分のプライバシーを守るためには?

実名が報道されるとプライバシーがなくなってしまう

なにかしらの犯罪を犯してしまい、それが新聞やテレビで報道されてしまうとプライバシー侵害の問題が出てきます。というのは、実名が伝えられたり、警察官に連行される様子をテレビで流されてしまうからです。仮に裁判で実刑になり、刑務所に入ったとしてもネット上から事件に関する記録が削除されるということはありません。そのため、刑期を終えて出所し、一般人になったにもかかわらず、自分が昔、犯した罪によってプライバシーがない状態になってしまうわけです。
たとえば、出所後、どこに住んでいるのかを週刊誌などで伝えられてしまう、そのことで職場や近所から非難を受け、退職したり引っ越さなければならなくなるということが起こりえます。

養子になって名字を変える

では、前科のある人が自分のプライバシーを守るためにはどうすればいいのでしょうか。まず、誰かの養子になるという方法が挙げられます。そうすれば、名字が変わるからです。犯罪者はフルネームで記憶されることが多いため、名字を変えれば同一人物と見なされる可能性をかなり減らすことができるでしょう。
ネット上で事件のことと名前が記載されていて、それが気になるという場合はサイト運営者などに削除依頼を出す方法が有効です。個人で依頼を出すのではなく、弁護士を通じて出した方が要望は通りやすいでしょう。ただ、前科のある人の名前を公表してはいけないという明確な法律はありません。徹底的に争うつもりなら裁判ということになります。

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